楽曲解説
ビックスクーター 作詞/作曲:サコ
この道を歩け きっと何かが見えるから
探せ!何でもいいから 全て捨ててもう一度
ビッグスクーターに乗って外に出かけよう
ビッグスクーターに乗って探そうもう一度
嫌な事なんかすぐに忘れられるサ
昨日夢を諦めた事も
大空に飛び込め気持ち一つで行けるから
叫べ!何でもいいから 全て忘れてしまおう
ビッグスクーターに乗って夢を掴み取ろう
ビッグスクーターに乗って描こうもう一度
嫌な事なんかすぐに忘れられるサ
どうせ明日は来るんだから
この道を歩け きっと何かが見えるから
探せ!何でもいいから 全て捨ててもう一度
前向きに生きろ!それだけで変わるから
描け!とにかく夢を
前を向いて歩こう
必要さん 作詞/作曲:サコ
自分の事を忘れて僕の心配してくれる
ありがたいけど自分の事は大丈夫なの?
もう一つ言うなら分かってる事ばかり
それでもアンタは僕の心配してくれる
優しい気持ちが境界線を超えて情に流される…瞬間!?
自分の事を忘れて僕の心配してくれる
ありがたいけど自分の事は大丈夫なの?
自分の事を忘れた僕が気付けばそこにいる
夢でも見たかな? あの頃は
優しい気持ちが境界線を超えて情に流される…瞬間!?
もしあの時僕がどうでもよくなっていたなら
今頃アンタの膝枕の中で眠ってる
全部投げ出していいならその時僕は楽になる
後で困んない様にとアンタが絶対必要
アンタの存在が境界線を超えてピュアに変わりゆく…瞬間!?
もしあの時僕がどうでもよくなっていたなら
今頃アンタの膝枕の中で眠ってる
全部投げ出していいならその時僕は楽になる
心の底から言えるよ『アンタが絶対必要!』
サコがブビコレの前のバンド(約10年位前)を解散した頃に作ってみた曲。
当時サコはフリーター(※仕事したりしなかったりやったから、今で言うニート) のため、毎日フラフラと無意味に過ごしてました。
その当時サコがやってたバンドではメイクバッチリのヴィジュアル系で、雑誌に載る度たくさんのファンレターをいただいており、
その中の大阪市在住Yさん(※自称16歳、実年齢は後で発覚したが12歳!)と電話でやりとりする様になりました。
当時サコは二十歳だったため16歳と恋におちる様な気持ちは全くなかったのですが、
あまりにもフラフラしたサコの人生を心配してくれるので、『もし、今この子と付き合ったら…?どうなる???』と思い、
想像をフル回転させて作ったシナリオがこの『必要さん』という歌詞です。
曲はサコのギターカッティングの手癖をフルで使い、脱ヴィジュアルメロディをテーマに、ファンク&フュージョンを意識して作りました。
今の所、ブビコレの中では難易度ハイレベルの曲で、今までメンバーからは再三文句出まくりソングです。
プレミアム症候群 作詞/作曲:サコ
朝の10時から夜の11時迄 華やかな光り舞台 場所の争奪戦
ほんの一瞬の演出を見たいが為に 俺一体今までどれ位費やしてきただろうか
時間も金も人生も全て費やして 残ったモノは何も無い
唯一残したモノは他人への迷惑で 俺の人生それで終わり
イベントという名の終日喜劇に全てを注いでまるで『井の中の蛙』
こんな広い世の中の小さな国で誰にも生き様悟られず犬死するだけ
時間も金も人生も全て費やして 残ったモノは何も無い
同じ位力注ぐモノが見つかれば 今頃は小さな世界の王様
プレミアム症候群 プレミア見れたら目的達成?
プレミアム症候群 一体何をどうしていきたいの?
プレミアム症候群 この生き様は逆プレミア
プレミアム症候群 結構周りは迷惑がってる
プレミアム症候群 プレミア見れたら目的達成?
プレミアム症候群 一体何をどうしていきたいの?
ズバリ、ギャンブル(特にパチンコ&スロット)に人生を捧げた人がテーマです。
別にギャンブルに限らないのですが、何かに依存してしまい周りが見えなくなっているって事、あると思うんです。
サコ自身、昔は正にこんな感じで毎日を生きていたので、あっさり書けました。
振り返ったらほんまに残ったモノは何もなくて、借金位やったですかねぇ…。
イベントの時なんかは地方遠征に行ったりして、それが全てかのごとく正に『井の中の蛙』状態でした。
家庭を持ちながら仕事もして、少ない小遣いでギャンブルにはまり、消費者金融で借金して路頭に迷う人いっぱいいると思います。
そんな人達へのメッセージです。
そういう人達って『分かっちゃいるけど、やめられないパターン』が多いんですが、
早めに気付いて平穏な毎日の幸せを掴んで欲しいですね☆
テキーラ 作詞/作曲:サコ
どれ程の生き方だった?何を残してきた?
何もかもあきらめる人生に嫌気がさした?
あのアツイ10代に
ほんの少しだけ残したひたむきな思いと情熱を語りかける今
何がそんなに心配なの?
いつからそんなに『もしも』の事を考える人格になった?
歩いてくれ指の差す先に
一筋の光が差し込む そんな希望を掴め
ここには何もない 夢は置いてきた
取り戻せ!あの頃の気持ちを取り戻せ!
夢を描け その白いノートに殴り書け
あの頃の思いも全て書き尽くせ
描け!描け!
見えないモノを追いかけて見えた時の快感を掴め
この曲はある日突然思いついた曲。ちょうどライブが迫っており、新曲をメンバーに要望されてた時に降って涌いた曲。
歌詞はとにかく自分に向かって問いかけを繰り返して、夢や希望を思い出せって内容。
色んな事でストレスを抱えて病んでいる人に、何度も読み返して欲しい。
何故ならサコ自身が病んでた時に自問自答を繰り返し、自分で自分を励ました時の様子を赤裸々に書いてるから☆
『その白いノートに殴り書け』って部分は実際ノートを購入し、とにかく全てを殴り書いた。
嫌なことも良い事もね、そうこうしてる内に色んな事に気付いたりした時の快感を味わって下さい!
曲が出来てスタジオで弾いて、練習2回程でライブで披露したというメンバー泣かせの曲ですが、皆ちゃんと演ってくれましたよ♪
ちなみにタイトルの『テキーラ』は雷電JACK殿下が命名。
空 作詞/作曲:サコ
空を見上げて
短っ!ってそうです。
この歌詞はこれ以上に必要ないんですよ。色々考えた末の結果なんです。
まず、この曲は『Gollra attack』というアーティストの『メメントメモリ』という曲の
一節に『空を〜!』というギターソロの前のフレーズがありまして、
何とかこの鳥肌の立つフレーズをどこかで取り入れたいという所から始まってます。
その後、仕事で車を運転中に近畿道摂津南IC辺りでフゥ〜とメロディラインが頭に降ってきたんです。
大枠の構成がそこで出来たのですが、歌詞をどうするか、Aメロ・Bメロ等のメロディ区分けは
必要かと最終出来上がりには至らず時間は過ぎていきました。
そんな時、私サコはとある病気のため入院する事に。
普段は仕事でゆっくり物事を考える時間も無い毎日を過ごしている中での束の間の休息。
無事に手術を終え、病室で療養している時に病室から見上げた空に色々考えてしまい、
人は空を見て何を思い何を考えるんやろう?と考えた結果、人は空を見て時に感動し、
時にせつない気持ちになり、時には何も考えず空を見る。
そう考えたら、この曲に歌詞は要らないって思い、むしろ聴いた人が『空を見上げて〜○○』と
自分に合った解釈をしてもらえる様にしよう!そう思い、あえてメロディラインも歌詞もドシンプルに仕上げました。
意外にも結構人気の高い曲で、サコのこういった意図が少しでも理解していただけたなら、もっと違う聴き方も出来るかと思います♪
エレベーターガール 作詞/作曲:サコ
今日もこの部屋で夢見るエレベーターガール
いつになったら私を迎えに来るの?
今日もこの部屋で夢見るエレベーターガール
いつになったら私を連れ去ってくれるの?
白馬の王子様が迎えに来てくれる
私をこの部屋から連れ去ってくれる
私の夢はこの部屋にいる事じゃなくて
白馬の王子様が迎えに来てくれる事
この曲は『必要さん』同様、サコ20歳頃に作った曲。
元々は『トマト(仮)』というタイトルで曲はこのままですが当時きちんとした歌詞は無く、
ブビコレ結成時も曲はあったがメンバー紹介用の曲としてライブでは使ってました。
ある日、我が嫁と話してた内容の中で、『女ってのは結婚して子供出来たら自由きかないよね〜』って話の中で、
枠組みされた世界の中で自由を手に入れたい人をテーマに歌詞を思いつきました。
今ではライブでも定番ソング化しています☆
ドラゴンフライ 作詞/作曲:サコ
あぁ誰からも好かれたい
そんな願望が空回りしてる自分に気付いた
それでも もっともっと好かれたい
自分には何もないけど 誰も待っていないけど
ドラゴンフライ
ドラゴンフライアイの様に人からの視線は受けるけど
想いが心が伝えられない
あぁこの道を歩きたい そんな日常が
あぁこれ以上耐えれない 自分の世界で
それでも もっともっと好かれたい
目の前には何もないから後ろも振り向かない
ドラゴンフライ
ドラゴンフライアイの様に人からの視線は受けるけど
後ろは決して振り返らない
もっともっと好かれたい
自分には何もないけど きっとあると信じて
ドラゴンフライ
ドラゴンフライアイの様に人からの視線を
感じる見えない 後ろから人は見てるけど
ブビコレがスタジオ練習趣味バンドから、ライブ目標へと生まれ変わった時に、ラストソングが欲しいと思いたって作った曲。
トンボの目の様に180度見渡すが如く慎重に周りの視線を気にしているけど自分が思っている程他人は自分の事を気にしてない、
人からとにかく好かれたいけど特に自分は特別な人間じゃないよって事を唄ってます。
でも最後の『後ろから人は見てるけど』って部分がポイントで人からの視線を感じてるんやけど、
本当に自分を見てくれている人の視線は気付かないって事なんですよね。結構、昔の自分を重ねて書きました。
ブビコレのライブでは、ほぼ毎回ラストにセットアップされる曲で、
エンディングではメンバー紹介&合唱の『ラ〜ララ♪』でライブを締める大切な1曲。曲自体は結構すぐ出来ました。
ライブに来てくれたお客様や、ライブハウスのスタッフさんからも人気のある曲(サコ的には意外でしたが…)。
ヴィンテージ 作詞/作曲:サコ
夢が覚めて気付けば親父
歩き疲れ繰り返す日々
『時よ止まれ』現実逃避
夢を忘れ気持ちが老けていく
あぁいつの間にか
昔大人だと思っていた人に自分がなって
週末だけを待っている
壊れ初めて気付けば親父
見るに見かね 同情の日々
『時よ止まれ』現実逃避
空を見つめ思い出浸っていく
あぁいつの間にか
存在が薄れ
あぁ毎日を何となく生き
週末だけを待っている
この曲はブビコレのコンセプトをたたき出したと言っても過言では無い程のサラリーマンソング。
サコがサラリーマンとして生き、人生にふっと疲れた時に歌詞が頭の中にサラサラと流れてきました。
一体何を求めて、何がしたくて今自分は人生を過ごしてるんやろう?という所から始まり、
このまま何も考えず、何も感じず老けていくんやろか?という所でエンディング…
ちなみにタイトルの『ヴィンテージ』は後付で、車を運転中に
『あの古くて価値のあるジーンズの事何て言うんやったかいな…』とずっと考えて、
思い出した時に『あっ、あの歌詞のタイトルにピッタリ☆』と思い立ち付けました。ブビコレ初期の代表ナンバーです♪
アダルト 作詞/作曲:サコ
僕はサラリーマンで家庭を顧みず
いつも嫁と子供に淋しい思いをさせてませんか
毎週月曜日は会議 早くても帰りは8時
特に残業代もつかないし 毎月のサラリーは同じ
でも僕は頑張って毎日を過ごし
愛する家族に幸せを感じて欲しいから
毎日家事と子育て 気付いたらシワ増えて
小さな幸せ感じながら 淋しさも感じてる
そうやって歳とっていくのか?そんなの淋しいよ…
もっとうまくやっていけば 楽しい日がくるでしょう
でも私は頑張って毎日を過ごし
愛する家族に幸せを感じて欲しいから
実はこの曲、発表があったのは最近ですが、曲構想自体はちょうど『ドラゴンフライ』を作る10分前位に出来たんやけども、
当初ブビコレでやるつもりは無くほとんど遊び半分で書いた曲。
作った当時はサビ『でも僕は……』の部分は無く、Aメロ1番のみで作るのを止めてました。
たまたまブビコレ2ndライブがアコースティックライブだった為、
急遽慌てて完成させたのが意外と気に入ってしまいバンド形式でもやる事に。
最初メンバーからはブーイングの嵐で、ライブでソロのコーナー設けてアコギで演れだの言われながら、
結局サコのリーダーという肩書きを乱用しバンドでもやってます。
歌詞の意味はそのまま、ただ『早くても帰りは8時』の部分は語呂合わせで、実際は日付が変わる事が当時ほとんど…。
サコ的には現実味のある歌詞と、哀愁漂う曲がお気に入りで、相当魂込めて歌ってマス♪
この曲はブビコレを結成して最初に出来た曲です。
サコの友人が仕事を辞めて彼女と別れて、生きる気力さえ失いかけていた時に
何か友人として出来る事はないか…と思った時に応援ソングを書こう!と思い書いた曲。
その友人がサコ宅にビッグスクーターに乗って相談に来た事から、タイトルは『ビッグスクーター』に決定しました。
最初は個人の為に書いた曲だったので、歌詞がかなり上記と異なっており、
『ビッグスクーターに乗って釣りに出かけよう』とかやったんですが、
世の中の落ち込んでいるたくさんの人への応援ソングにしようと歌詞を書き換えました。
現段階ではライブ皆勤曲となっており、今では1曲目の定番ソングとして重宝しています♪
ブビコレの唯一の音源であるオムニバスアルバムに収録されていますが、
レク当時のメンバーは今とは異なっており、サコと雷電JACK殿下のみ既存のメンバーでは参加しているヴァージョンです。
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